札幌市の道内最古の天神藤をたずねる

天神藤 5月16日小さな旅
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札幌市豊平区の公園「天神山緑地」に樹齢200年、道内最古の藤棚があり無料開放されています。

今年2023年の春も暖かく天神藤の様子を写真に撮ってきました。

お出かけの際の参考にしてください。(5月13日、5月20日撮影)

毎年5月下旬ごろに開花しあたり一帯藤の花の香りがする中、たくさんの人が見事な藤棚の下を行き来し楽しんでいます。

天神藤 2023 七分咲き

天神藤、2023年5月20日 12時ごろ撮影

7分咲きといったところでしょうか。

藤の花のとても品の良い香りが充満しています。

天神藤 2023 七分咲き

2023年5月20日、12時ごろ撮影 7部咲き

札幌市内はこの時期イベントが多いせいか見物している人は少なかったです。

天神藤 2023 七分咲き

2023年5月20日 12時頃撮影 まだ満開ではありません。

天神藤、2023年5月13日撮影まだ人影もまばら。

天神藤 2023年

天神藤、2023年5月13日撮影

天神藤 2023年

天神藤、2023年5月13日 15時半ごろ撮影

まだ一分咲きぐらいです。

天神山では八重桜が見ごろのせいか藤を観に来る人はまばらでした。

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天神藤5月20日

2022年5月20日撮影 天神藤

雨が止んで辺り一面藤の花の香りでいっぱいです。

天神藤5月20日

2022年5月20日撮影 天神藤 8~9部咲き

天神藤 5月16日

天神藤 2022年5月16日撮影 花が開いてきました。

3分咲きぐらい。

天神藤 5月16日

天神藤 2022年5月16日 撮影 少し高い位置から撮った天神藤

今年は昨年より早く満開になるかもしれません。

天神藤

天神藤幹 2022年5月11日撮影

天神藤

天神藤の花房 2022年5月11日撮影

天神山と名が付くとおり緩やかな傾斜の小山で気軽に散歩を楽しめる公園です。

明治時代はリンゴの栽培が盛んで石川啄木のリンゴの木を読んだ歌碑に当時を偲ぶことができます。

藤の花だけでなく山の上には桜、ライラックやツツジ等が植えられていて散策も気持ちいいもの。

参考までに2021年の5月24日の天神藤 

天神藤5月24日

天神山緑地地図
天神山緑地地図

 

他に緑地にはさっぽろ天神山アートスタジオや相馬神社等が建っていて立寄れます。

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天神藤(てんじんふじ)

天神藤

2022年5月10日 夕方撮影

天神藤のつぼみ

2022年5月10日 夕方撮影 少しつぼみが開きかけています。

天神藤棚入口
国道453線側入口 5月11日撮影

1969年当時の札幌市長原田与作氏より天神藤と命名。

天神藤は天神山の山すそに住んでいた山際廣昭氏が個人で所有していましたが2016年に山際氏より札幌市に寄贈され鉄製の藤棚が施され天神山緑地の見どころの一つになりました。

最盛期(5月下旬~)にはたくさんの見物客が集まります。

昨年は5月25日ごろには満開になりました。

天神藤5月24日

2021年5月24日の天神藤

 

天神山緑地

天神山は標高89m、札幌の山の中でも一番低い山です。

そこに1万年前ごろから縄文文化が始まりその後アイヌ文化跡も見つかっています。

明治時代に入植者が入り平岸村が造られ用水路が完備するとりんごの苗木が植えられりんごの一大産地になり、戦後宅地化が進むにつれてりんご園も姿を消していきました。

その当時を歌にした石過啄木の碑や平岸りんご園歌碑が天神山緑地内に建立されています。

平成になり平岸開墾120年を記念して山の上に日本庭園、桜の植樹が行われ、庭園の前にはさっぽろ天神山アートスタジオが造られました。

天神山の名前の由来は元々の所有者、福岡出身の南部源蔵氏が1903年大宰府天満宮の神様を移してここに平岸天満宮を建てた事から天満宮の神さまが天神(てんじん)さん呼ばれてたことからきています。

現在「天神緑地」は札幌市の管理地です。

アクセス

天神山緑地までの交通手段は地下鉄、車、自転車等
●地下鉄南北線、澄川駅下車 徒歩15分
●地下鉄南北線 南平岸駅下車 徒歩20分
●駐車場有

5月の天神山緑地内

天神山 八重桜

八重桜 2022年5月16日 撮影

天神山緑地からの展望

2022年5月11日撮影

天神山緑地ライラックと桜

手前が左がライラック、奥はエゾヤマザクラと八重桜

2022年5月11日撮影

天神山 エゾヤマザクラと八重桜

桜の向こうはさっぽろ天神山アートスタジオの建物 5月11日撮影

さっぽろ天神山アートスタジオ

天神山アートスタジオ

2014年に国内外のアーティストが滞在し制作できるの札幌市の施設としてオープンしました。

1階の施設は自由に出入りでき、ここで行われた様々なアートフェスタの記録などを見る事が出来ます。

コロナ前は住民も参加したアート教室や展覧会等が開催されていました。

さっぽろ天神山アートスタジオ
札幌市豊平区平岸1条18丁目2条17丁目1番80号
開館時間:8:45~21:00
定休日:月曜、年末年始
電話: 011-820-2140
★建物に外から入れるトイレあり便利です。

 

天神山アートスタジオ

アートスタジオ展示室

天神山アートスタジオ
アートスタジオ一階オープンルーム

天神山アートスタジオ

相馬神社

相馬神社

札幌天神山アートスタジオの敷地と相馬神社は隣り合わせです。

相馬神社
札幌市豊平区2条18丁目1番の1号
電話:011-831-3413

樹齢300年シバクリ

神社に立つ樹齢300年のジバクリの木

天神山緑地 平岸通り

平岸通りから坂道の参道を登っていく事が出来ます。

周辺店舗

らーめん純連(平岸通り)

ラーメン純連

回転ずしトリトン(国道453号沿い)

トリトン

おわりに

昨年はじめて樹齢200年、道内最古と言われる「天神藤」を見に行きました。

藤棚は枝をしっかり支えるため鉄枠で作られ広がった枝からは無数の藤色の花が咲いていました。

香りが一体に漂い目と鼻で思いっきり藤の花を楽しむことができました。

見ごろが短い北海道の桜と違って開花して10日程は楽しめると思います。

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