今日は久しぶりのかすべの煮つけ
内地(道外)から戻ってくると北海道ならではの食べ物につい食指が動きます。
この時期だと「カスベ」、コラーゲンたっぷりのエイのヒレ部分を言います。
主に東北・北海道で食べられるカスべは以前住んでいた横浜のスーパーの魚売り場で見かけることは少なかったので食卓に上ることはありませんでした。
調理する前にカスベについて一口メモ
カスベとは
名前の由来は流通の悪い時代、網にかかっても捨てられ腐ると強烈なアンモニア臭
がすることから「さかなのカス」と呼ばれていたからとか。
エイ科の魚の、真かすべや水かすべのことをいう
生息地域:北海道全域・青森~島根の日本海側、青森~千葉に日本海側
旬:10月~3月の冬
身:赤みを帯びた白味
見分け方:鮮度が命、赤みを帯びた白身で弾力があり鮮度がよいと臭いがしない
少し落ちるとかすかにアンモニア臭がする。
身は厚みのある方がよい
食べ方:煮物・唐揚げ・ムニエル等
ちょっと見た目はよくないですけど………
★とても新鮮な真カスベの切り身が手に入り全くにおいがなく身が引き締まっています。
★身は簡単に包丁で切れます。
★醤油、お酒、お砂糖、しょうがのスライス、昆布と少量の水を鍋に入れ紙の落し蓋を入れ15分程煮て
★昆布も添え出来上がり。骨も柔らかく一緒に食べることができます。
普通の魚の煮物と同じ味付けで大丈夫です。
時々スーパーでも見かけますので
北海道の味試してみませんか?!
★★★★★★★今日の夕食★★★★★★★
カスベの煮つけ・春菊の胡桃和え・厚焼き玉子大根おろし添え
おまけにカスベのムニエル
以前作ったカスベの洋風アレンジの料理です。
やはり厚みのある新鮮なカスベが手に入ったので
作ってみました。
ジャガイモのガレット・しめじのマスタード炒め・カスベのムニエル
★カスベのムニエルではフライパンで焼いただけなのでちょっと骨が硬く骨を外して食べました。
でもおいしかったですよ。
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