小樽市から海沿いに20kmあまり行くと余市町があります。
ニッカウィスキーの工場があり、複数のワイナリーもある果物の生産が盛んな地域です。
余市産のりんごは札幌市内のスーパーでよく出回っていますが以前暮らしていた横浜では見たことがありませんでした。
北海道はりんごの生産量が全国では7~10番目あたりなので元々道外には出荷していないのかな?!
りんごの種類は多く観光果樹園で提供されていたり、ジュースやジャムなどの加工品になったりで札幌でも店頭に並ぶ期間は短いです。
そこで今回は余市産のりんごを使ってドイツで暮らしていた時に作っていた素朴なリンゴのピザを焼いてみました。
紅玉に似た「あかねりんご」が終わり、今手に入る余市産レッドゴールドとハックナインを使用。
両種類とも酸味が少ないのでレモン汁で酸味を補っています。
シナモンは今回は使いません。
リンゴピザの焼き上がり
リンゴピザのレシピ
30年以上前、ドイツで暮らしている時に料理雑誌で見つけたレシピ
家で時々焼いていた簡単なリンゴ菓子です。
とても簡単に作れる
りんごのおやつ
ピザ生地の上に切った生のりんごを並べその上からレーズンを散らしグラニュー糖をかけてオーブンで焼いただけの素朴なお菓子です。
材料
- りんご2種(レッドゴールド1個半、ハックナイン1個)他種類でもOK
- レーズン 少々(ラム酒に半日漬けたのを使っていますがそのまま使用しても大丈夫です。)
- レモン、酸味を補う(紅玉を使う場合はいらない)
- グラニュー糖大さじ2位(好みで調整)
- ピザ生地 1枚分(強力粉100g薄力粉30gドライイースト3g水60~70mlぬるま湯(40℃ぐらい)大さじ1オリーブ油小さじ1砂糖小さじ1塩小さじ1/2)
- 生クリーム100ml
左がレッドゴールド、右がハックナイン
買ってあったレッドゴールドは酸味の少ない甘いりんごなので八百屋さんで酸味のあるりんごを教えてもらい購入したのがハックナイン。
ピザ生地用:強力粉100g薄力粉30gドライイースト3g水60~70mlぬるま湯大さじ1(40℃ぐらい)オリーブ油小さじ1砂糖小さじ1塩小さじ1/2
★ピザ皿は底が取り外せる直径19センチの物を使用。
ピザ生地:三浦ユークさんのレシピを参考にしました。
ただ私のオーブンが古く発酵には使えないので、普通にこねて生地を室温で2時間置いて発酵させました。
作り方
発酵させたピザ生地をピザ皿に広げ、上に皮をむいて8等分に切った生のりんごを並べる。
酸味の足りないりんごなので上からたっぷりレモン汁をかける
ラム酒に漬けたレーズンを散らす(ラム酒なしでもよい)
大さじ2杯のグラニュー糖をまんべんなくりんごの上から振りかける。
好みでシナモンを振りかけても良い。
小さいサイズのりんごはレットゴールド、手前の大きめのりんごはハットナイン
200℃に温めておいたオーブンで30~40分ほど焼く。
焼き上がり。
オーブンから出し冷ましたら切り分ける。
生クリーム100mlに大さじ一杯のグラニュー糖を入れ冷やしながら撹拌
ハンドミキサーを出してくるのが面倒で手動でやったけど疲れましたぁ…….
生クリームの量や甘さ加減はお好みで。
りんごピザ生クリーム添え、出来上がり
とてもさっぱりした味のリンゴピザなので生クリームと一緒に食べてください。
素朴な味がびっくりするほど美味しい高級なお菓子の味になります!!!
まとめ
今回選んだ二種類のりんごはこの菓子には残念ながら甘くあまり向かないようです。
特にレットゴールドは果肉が柔らかくすごく甘くレモンをかけても、んん?…..でした。
もともとのドイツのレシピもボスコップBoskopという酸味のあるりんご推薦しています。
紅玉りんごが一番お菓子に向くと思いますが他りんごのでも酸味を足せば美味しくなります。
「私にはさっぱりしすぎて…..」という方は生クリームのトッピングを強くお勧めします。
生クリームのこくとあっさりとした焼きりんごが合わさりすごくおいしくなりますよ!
余ったりんごはコンポートにしました。
アップルパイの中身にするかヨーグルトをかけて食べようと思っています。
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