再びキース・ヘリングの絵と
会えるの楽しみにしていました。
キース・ヘリング展(7/17~9/26)が無事開催され、早速見に行ってきました。夏休み前の平日月曜日でしたが人気があるアーティストなので結構入場者が来ていました。
キース・へリングの力強いリズミカルな単純なフォルムのベイビーや犬が好きです。
31歳でエイズの合併症で亡くなるまでの10年間に人生ぎゅっと濃縮させ作品を単独の展覧会として見るは今回が初めてで楽しくゆっくり時間を使って鑑賞することができとても良かったです。
山梨県の北杜市にキース・へリングの美術館があることも知りました。
展覧会は9月26日まで開催ですがコロナ禍もあり期間中に臨時休館する可能性もありますのでなるべく早めの観覧をお勧めします。
札幌芸術の森 地図
芸術の森
1986年に北の文化と芸術の創造をめざしてオープンしました。札幌芸術の森は、〈芸術文化都市さっぽろ〉のシンボルとして、特色ある札幌の文化を育てることを目的に、札幌の豊かな大自然と、都市、芸術、文化が調和した環境づくりを目標にしています。園内には芸術の森美術館・野外美術館・工芸館・佐藤忠良記念アトリエ・クラフト工房・アートホール・野外ステージ等市民が一緒になって学び楽しめる施設があります。
札幌芸術の森美術館
美術館は1986年に開館。北海道ゆかりの作家及び国内外の近現代美術の作品をコレクションし、多彩な内容の企画展を年6回程行っていて現代美術の展覧会も開催されています。74点の彫刻も野外美術館で展示されています。
キース・ヘリング展(7/17~9/26)
この黄色い看板が目印
展覧会パンフレット
キース・へリング KEITH HARING(1958~1990)
アメリカのペンシルベニア州生まれ。20歳でニューヨークに移る。地下鉄構内の広告板を使った<サブウェイドローウィング>で一躍有名に。ウォホールやバスキアなどと並んで1980年代アメリカ美術を代表するアーティストとして、絵画、彫刻作品だけでなく、アニメーション、舞台デザイン、絵本、レコードジャケットも手掛けた。1986年にオリジナルグッズを販売する「ポップショップ」をニューヨークのい開店。1988年には東京・青山にも「ポップショップ東京」を開店し話題を呼んだ。人気絶頂の1990年、31歳でエイズによる合併症で死去
札幌芸術の森美術館ホームページよりお借りしました。
展覧会は山梨県北杜市になる中村キース・へリング美術館が所有するコレクション約160点から構成されています。
期間・開催時間・料金・アクセス
- 開催期間:7月17日(土)~9月26日(日)
- 開館時間:9:45~17:30(9月は17時まで)
- 会期中無休(社会状況によって変更になる場合があります)
- 入場料金:一般1,500円(1300円)高校・大学生800円(600円)小・中学生500円(300円) ( )20名以上の団体料金、65歳以上は当日料金1300円、障害者手帳をお持ちの方、その付き添いの方が無料になります。
- アクセス地下鉄+バス:地下鉄南北線真駒内駅よりバス2番より中央バス、芸術の森入口下車、乗車時間15分、15分間隔で運行
- アクセス車:札幌中心部から国道453号線を支笏湖方面に南下(約30分)
展示作品
9つのセクションに分かれて展示されています。
作品の写真撮影は許可されています。
展覧会の雰囲気をお伝えできればと思い写真を選びました。
展覧会入口
キースを有名にした地下鉄構内の広告板を使った<サブウェイドローウィング>
赤と青の物語(一部) リトグラフ
大地と生命
詩と絵画 アポカリプス(黙示録)
記号と人間 左奥 アンディ・マウス
交流があり敬愛していたポップアートの巨匠アンディ・ウォホールをモデルにした作品
ブループリント・ドローウィング
ブループリント・ドローウィング
アートはすべての人のためにと制作されたメッセージ性の高いポスター
ポップショップ東京のために作られた案内状
ポップショップ東京のために作られたセンス
ポスター
美術館に入って右の部屋がみんなで黒板にキースのように自由に絵を描こうスペースになっています。
キース・へリング展グッズ
ショップは美術館内ではなく別棟の工芸館にあります。
工芸館のグッズ売り場入り口
ピンクの展覧会カタログ
自分用に買ったグッズ:五種類のフィギアがランダムに一個箱に入り(@510税込)とスネークマグネット(@500)を一つ購入
大人用
大人用
マグネット500円
缶バッチもありました。
関連イベント
野外ライブペインティングマラソン bY日比野克彦
場所:札幌芸術の森 園内
日時:8月7日 10:00~15:00
カフェ・レストラン
芸術の森美術館内にカフェラ・フォリアが入っています。焼きたてワッフルと紅茶が楽しめます。カフェには展覧会入口横か外からも入ることができます。
●ラ・フォリア
営業時間:11:00~16:30、ラストオーダー16:00
休業日:美術館の休館日に準ずる
TEL.011-215-1778
●レストランは芸術の森センター2階にあります。
まとめ
キース・へリングの単純だけど確信に満ちた生き生きとした太いラインで描いた作品が好きです。
そしてそのラインで作られた絵に説明の言葉は必要ありません。
強いキースの思いが表現されていて見ている私たちは瞬時に彼のメッセージを受け取ることができます。
彼の絵はグッズとして商品化しやすくそれは彼の信念「アートはすべての人のためにあるべき」からグッズを通してアートをより身近に感じてもらう事に成功していると思います。
子供たちのためにワークショップを催したり、反戦反核、人種差別撤廃等、多様性が語られる現代に通じる彼のアートは死後30年たっても全く色褪せません。
単独の展覧会として見たことがなくキース・へリングが制作に没頭した10年間の歩みを知ることができとても良い展覧会でした。
展覧会期間は2か月程あり
再訪問もありかなと
思っています。
新しい発見があるも!?
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